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【大阪新世界】フィルムカメラ片手に魅力再発見の旅~純喫茶巡り~

通天閣のある新世界は、2012年に「純喫茶な新世界」という

喫茶店を巡るイベントが開催されたほど、喫茶店の多いエリアである。

今回はその中でもこの町での歴史が長く、愛され続ける純喫茶店

「喫茶タマイチ」と「喫茶ブラザー」に訪れた。

新世界ジャンジャン横丁の入口の近く

串カツ屋や飲み屋が立ち並ぶ中ひっそりと佇む

青い看板に白のレトロ可愛いフォントが目を惹く「喫茶タマイチ」。

創業 昭和3年、長い間この町に愛されている新世界最古の純喫茶店である。

お店の前にある色鮮やかなサンプルメニューを

横目になにを注文しようかで頭いっぱいになりながら店へと入った。


前を横切るお爺ちゃんさえ映えてしまう可愛さだ。

一歩足を踏み入れると店内は外の賑やかさを

忘れてしまいそうになるくらいのんびりとした時間が流れていた。

新世界にもこんなところがあったのか。

席に座りホッと一息。


ギンガムチェックのカーテン、天井から吊り下がるレトロな照明、

なんて可愛いのだろう、、

「ご注文はいかがなさいますか?」

お店の雰囲気にうっとりして

すっかり注文することは忘れていた。


慌ててメニューに目を通し

梅雨の合間の晴れの日で、外はとっても暑く

冷たい飲み物が飲みたかった私は

ミックスジュースフロートを一つ注文した。

大阪の喫茶店に来たならミックスジュース頼まないと。


ミックスジュースはお店によって味が全然違うが

ここのは濃厚かつサラッとしていて飲みやすい。

カウンターには手書きのメニューや、

大阪にある喫茶店を紹介する本が並べられていた。

大阪メトロプリン巡りに掲載されていたのでプリン目当ての若者も多いらしく

モーニングや軽食も充実しているので、ひと息つきたい時、お腹が空いた時

様々なシーンでおすすめできる喫茶店だ。

2軒目は通天閣本通商店街の入り口付近にある

「喫茶・ブラザー」こちらも創業半世紀の昔良き純喫茶店だ。

店内はこじんまりとしていて、60〜80年代であろうBGMが流れていて、

まるで昭和にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。


棚には祖母の家で見た覚えのある置き物たちが並んでいて、

なんだかとっても懐かしい気持ちになった。

ここでは純喫茶巡りには欠かせない、そして

大好物のクリームソーダとプリンを注文した。

レトロな喫茶店とクリームソーダとプリンが並ぶ絵はなんとも幸せな光景である。


お店に入ってから気づいたのだが

ここ喫茶ブラザーは、高橋一生さん主演のドコモのCMのロケ地であった。

壁にはその時のワンシーンの写真と、高橋一生さんのサインが飾られていた。


ちょうど一緒に来ていた友人とその話をしていると

奥からマスターが現れて、

「ちょうどその席に座ってたやで、写真撮ってあげようか」

と言って慣れた手付きで写真を撮ってくれた。

純喫茶のマスターといえば、静かに珈琲を淹れてるイメージがあったが

こちらのマスターは初めて来た私達にもよく話してくれたのが印象的だった。

お会計を済ませて、店を出る時も「いってらっしゃい」と

温かく見送ってくれた。

昭和の風情と人情を感じられる「喫茶ブラザー」

新世界でちょっと一息つきたい時は

ぜひ足を運んでみてほしい。