【大阪新世界】フィルムカメラ片手に魅力再発見の旅~隠れた名店~
2022.7.26

通天閣へ延びる通りから少し入った細い路地奥に佇む、三代にわたって続く小さな老舗洋食店「グリル梵」ボンとはフランス語で美味しいという意味が込められている。
名物のヘレカツサンドは、数々の雑誌やテレビで取り上げられる知る人ぞ知る新世界の名店で銀座にも店舗があり、芸能人達の差し入れとしても愛用されている。
ちなみに大阪では牛ひれ肉のことを「ヘレ」と呼ぶのでヘレカツサンドなのだ。
日曜のちょうどお昼頃にグリル梵を訪ねると、店の前には既に2組待ちの列が出来ていた。
深い青の暖簾の横の窓にお馴染みのグルメ番組のシールがたくさん貼られているのを見て
ヘレカツサンドへの期待は最高潮だ。

並んで待っているとお店の人がメニューを持ってきてくれた。もちろん御目当てのヘレカツサンド(2100)に決まりと思ったが、当店おすすめと書かれたヘレカツカレー煮込み(2100)が気になる。どっちも食べるには贅沢すぎる気がして迷っているとメニューの下の方に「上記メニューに+1050円でカツサンド(ハーフサイズ)お付けできます」よし、これにしよう。

意外とお店の回転率も早く、店内はカウンター3席、4人テーブルが3卓とこじんまりとしていて歴史を感じさせるかなりレトロな雰囲気でカウンターの上の壁には、店を訪れた著名人のサイン色紙が一面に飾られていた。
並んでいる間に注文もしていたので席に着くとすぐに続々と品が出された。

カウンターにすべてのメニューが並び揃い、頼んでいたガラナシャンペンで乾杯。
ガラナシャンペン(550)とはノンコールの飲み物だが一見するとビールのようで、昔クリスマスにシャンパン風ジュースを思い出した。

料理にはオニオンスープが付いていたのだが旨味が詰まっていて何気ない一品だが主役級の美味しさに目を丸くして驚いた。ヘレカツカレー煮込みソースがたっぷりかかっているのに、衣のサクサク感が残っていて分厚いヘレ肉も柔らかく噛むと肉汁があふれてくる。
ソースとなるカレーもコクはあるのに重たくなく、ライスとの相性も抜群である。
そしてお目当てのヘレカツサンドは1口、2口サイズに4等分にカットされ食べやすいサイズ感になっていた。表面を軽く焼いたトーストは厚みが絶妙で、パンとお肉の間には秘伝のデミグラスソースが塗られている。ヘレカツはとてもジューシーなのにまったく脂っこくなくあっさりとしているので何個でも食べていられそうだ。
永遠に食べていたいが名残惜しくも完食。
お会計を済ませ、店を出た後もわざわざオーナーが出てきて挨拶してくださり、お腹も心も満たされたランチタイムだった。新世界へ来た際はグリル梵の名物の数々をぜひ一度ご賞味あれ。

グリル梵 新世界本店
営業時間
月〜日曜日 12:00〜14:00 17:00〜19:30
〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目17−17
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